大スキで大キライ

既婚者同士の恋愛。
辛くて苦しいけど逢いたくて…
毎日、大スキと大キライの間で揺れ動いてます。

ストーキン・ブギ

遡って金曜日のこと。


アタシは朝から健康診断でした。

夫に送って行ってもらい、終わったら彼とデートの予定でした。


彼のアポの相手は関東からのお客様。

飛行機が遅れてアタシとのデートが1時間遅くなるとの事でした。

一度家に帰ると夫にデートの為に家を出る言い訳が難しい。

アタシは正直に彼に言いました。


「そうか…でも逢いたいなぁ」彼の言葉に

アタシは近くのダイソーで時間潰し。

無事に彼に逢えました。


前の晩、揉めたせいでギクシャク。

食事も言葉少なで。

ホテルで抱きしめられると涙が溢れてしまいました。

2度の愛の確認をしたけど

前の日のやり取りのダメージが酷く…


帰ってからも

ずっと彼とやり取りしてました。


彼の新しい車に一番に乗せてもらう約束。

次のデートは彼に手料理を振る舞う約束。


「俺の人生には貴女が必要です。

とても大きな存在なんだよ」と優しい言葉も

貰って。


でも、アタシの心の中の不安は全く消えませんでした。




翌日の土曜日は

彼の「朝から大好きだよ❤️」の言葉で始まり。

「今日は仕事してる」と嬉しいメッセも貰って。


一日中忙しかったアタシは休憩時間に

彼とやり取り出来ず…


帰ってからはずっと彼とチャットしてました。


次のデートに持って行くお弁当は何がいいのか

彼にリサーチ。

彼のリクエストはまた「唐揚げ」。

どんだけ唐揚げ好きなんだよ(笑)


翌日も休みのアタシ。

彼の為にめんどくさい料理がしたくて。

2日目も料理したくなり「豚の角煮」を提案。

彼は大喜びしてくれて

ずっと甘い言葉ばかりのチャット。

最後は「死ぬほど好き❤️」とやり取りを終えました。



なのに、まだ不安から抜け出せないオモミ。




翌日は魔の日曜日。

彼の朝の挨拶「今日も朝から大好きだよ❤️」

で始まったのに。



昼の休憩中に「今日は寒いねー。

帰り気をつけて」

これに引っかかるアタシ。


もう帰りの話?


今はやり取りしにくいの?


案の定、10分間隔でしかやり取り出来ずに

イライラ。


アタシはウルトラマン並みに

チャットの間隔は3分しか待てない。


今日、夜のチャットで

またこの前みたいに

「リビングで家族と一緒だから

一言返すのすら無理」と言われたら…

想像しただけで心が壊れそう( ;∀;)

だんだん彼への気持ちも冷めて来た様な…



そして、家に帰ってから

彼からはなんの音沙汰も無く…

いつもはタイムリーに「帰ったかな?」とメッセくれるのに。


帰宅して20分を過ぎた頃、

ようやく「帰ったかな?」とメッセが来ました。

その頃には完全に臍を曲げていたアタシ。


無視してると「今日は忙しいのかな?」と。


アタシ「やり取りしたい気持ちより

傷付きたくない気持ちが勝ってしまいました」


彼「そうか。心配しちゃった」


アタシ「だいぶ貴方への気持ちも

抑える事が出来ました」


彼「そうなの」


アタシ「執着心を抑える事が出来そうです」


彼「冷めちゃったの?」


妙に冷静な彼の態度にブチ切れたアタシ。


アタシ「家族が側にいたら

一言返すのすら難しいと

言ってたから色々考えました」


「頭に冷水かけられたみたいに

冷めましたよ」


そこから何の返信もない。

痺れを切らして「何もない訳?」と聞くと


彼「まさか昨日からの流れからそんな事言われるとは思わなかったから…」

どうやら絶句してたらしい(笑)


アタシ「お昼と今日の夜に

傷付いちゃって」


彼「お昼と今日の夜?」


やっぱり何の事かわかってない💢



「もう貴方の事は信じられない」

「信じさせてよ」とのアタシの言葉に

彼がブチ切れてしまい…



彼「恩に着せてるみたいだから言いたくなかったけど…

俺が仕事に穴あけるって事が

俺にとってどれだけ大きな事なのか…」

「それでも貴女に逢いたいと思って

時間は作ってきたつもり」

「それがあんなに簡単に信じられないって言われて」

「プライドズタズタだよ」

「そんなに暇な人間じゃないつもりなんで」



本気で怒らせちゃった…




ついでに、健康診断の時の「一度家に帰ると

出られない」を根に持ってたのか

「旦那さんとの時間だからでしょ」と突っ込まれて。



ひたすら謝って、ようやく許して貰って

「愛してる」「ずっとそばにいて」と

最後には愛の言葉をもらって

チャットを終わらせたけれど。




彼のきつい言葉が頭から離れない。




翌朝もずっとモヤモヤして

考えては涙が浮かんで来る始末。




もはや対等じゃないじゃん。

「逢って下さってる彼」と

「逢って頂いてるアタシ」。






彼にメッセ送りました。


アタシ「これだけは先に言っておくけど

貴方がそんなつもりで言ったとは思ってませんが…


やっぱり貴方の大切な時間を使って貰ってると言うプレッシャーで

純粋にデートを楽しめる気がしません」


「この先

デートに誘ったりもしにくいです。


明後日、逢うの悩んでます」



彼は熟考したのか時間をかけて返信して来ました。


彼「結局は伝わってないんだろうと思う」

「それだけ愛情を持ってるって意味で伝えたつもり」

「それを足枷の様に捉えられるのは不本意」




ああ…チャットでは伝わらないと言うもどかしさ。




アタシ「今日のお昼か夜。

明日のお昼に時間ないですか?」


その晩、彼と逢う事に。




もう、彼とは別れる事になるかもしれない。




緊張して待ち合わせ場所に。

いつもランチする小さな個室のあるお寿司屋さんへ

向かいました。


お互い言葉は少ないまま。


個室に入り

アタシから「もうお別れする?」と単刀直入に聞きました。


彼はアタシをじっと見つめて言いました。


「別れないよ。大好きだもん。


一生付きまとってやる」



アタシは彼の手を握って爆笑して言いました。


「嬉しい」と。



そして彼は

「フグの唐揚げ」と「てっさ」と

「鰻の白焼き」と「鮪の中トロのお造り」を頼んでくれて…


アタシの好物ばかり❤️


完全に胃袋を掴まれてる(笑)


日本酒を沢山頂き、その後のバーでは

ビールとワインを沢山飲んで…



ホテルで散々愛し合い、抱き合いました。



帰りのタクシーの中でも

抱きしめてキスしてくれて。



長い長い諍いはやっと終わりを告げたのです。













ストーキング発言、上等。

受けて立つわよ❤️




長い話を最後までお読み下さいました方、

ホントにありがとうございます。